
オートメーションエンジニアリング企業であるIAS Inc.は、Ewonと提携してリモート監視およびトラブルシューティングサービスを提供し、カスタマーサポートの強化、コストの削減、稼働時間の最大化を実現しています。
Milwaukee郊外の何の変哲もないビジネスパークにひっそりと佇むのは、世界的に大きな影響力を持つエンジニアリング&インテグレーション企業です。1998年に設立されたIAS Inc.(Wisconsin州、New Berlin)は、当初小規模でしたが、ロボット工学、マシンビジョン、モーションコントロールのオートメーション分野の主要企業に成長しました。
IASの社長で創業者であるPaul Szeflinski氏は、顧客の制御システムの遠隔監視を長い間提唱し続けていた1人でした。
Szeflinski氏の言葉を引用します。「私たちは何年も前に、当社のシステムにおけるリモートワークの価値を認識していました。何年にもわたって、私たちは「ITウィザードリィ」を必要とするいくつかのシステムや、顧客のIT部門と何度も電話をするなど、ほとんどすべてのことを試してきました。しかし、顧客が私たちの支援を必要としていたちょうどその頃、システムが変更され、機器にアクセスできなくなってしまったことが判明しました。」現在は、古いシステムを Ewon によって改善する方法を提供しています。
Paul Szelfinski氏、IAS Inc. 社長
このローカルオートメーションディストリビューターは、独自のゲートウェイ機能とSaaSツールを組み合わせたソリューションを導入し、Ewonからの安全な通信を可能にしました。IASは当初懐疑的でしたが、デバイスを顧客設備に導入する前に厳格なテストを実施しました。もう一度Szeflinski氏の言葉を引用します。「私たちが初めて実際に試したのは、PLCベースの搬送システムを備えたロボットシステムでした。これは、PLCがドライブ、HMI、その他多数の機器と通信する複雑なシステムで、顧客の経験値を完璧に活かせるようにしたいと考えたからです。」IASはEwonのシステムを採用し、顧客の稼働時間に大きな影響を与える可能性があることに気付きました。
顧客からの肯定的なフィードバックを受けて、IAS Inc.は、新しいシステム設計のたびにEwonデバイスを提供し始めました。その過程で、彼らは革新的な方法でソリューションを推進してきました。「ビジョンシステムに接続したことで、リモートで画像をキャプチャーできるようになりました。これにより、問題を診断し、パラメーターの制限を調整して、検査の信頼性を向上させることができました。」
リモート機器へのアクセスにEwon独自の戦略を使用することで、IASの顧客は数万ドルを節約できました。そして、そのメリットは海外の顧客だけにとどまりません。「数州離れた場所で最先端の印刷施設を運営している顧客は、システムの問題で1時間あたり1000ドルを生む印刷機が音を立てて停止しました。EwonゲートウェイとTalk2mでトラブルシューティングを行ったところ、機器のEthernetケーブルに欠陥があることを発見し、2分もかからずに再稼働させることができました。」顧客の稼働時間におけるメリットを想像してみてください。
装置が動作を停止した場合、IAS Inc.は数分以内にリモートでトラブルシューティングを行うことができます。
私たちは今、新しい産業の時代の入り口に立っています。このIIoT(Industrial Internet of Things)の主な推進力の1つは、エンジニアリングリソースの最大化です。Ewonは、現在私たちが提供できるIIoTです。IAS Inc.のようなシステムインテグレーターは、産業オートメーションの環境で必要な変更を迅速に行うための適切なツールやソフトウェアとともに、優れたエンジニアリングリソースを開発してきました。機器のエンドユーザーは、不良品、無駄、従業員の労働時間のロスを排除することで、生産性と利益を向上させることができます。IAS Inc.をはじめとする先進的なエンジニアリングチームは、この流れの先駆けで、Ewonはそのツールです。